ホメオパシー

ホメオパシーとは

window ホメオパシーは18世紀、ドイツ人医師サミュエル・ハーネマンによって確立されたホリスティック医療です。現在では、イギリスを始め、ドイツ、フランス、イタリアなど欧州各国、南米、オーストラリア、インドなどで非常に盛んです。イギリスでは、GP医(*)がホメオパシーを使うこともありますし、ホメオパスと連携して治療するケースもあります。またホメオパシーの病院も運営されています。このようにホメオパシーは、現代医学の治療と補完しあう側面を持ったものです。

ホメオパシーは、Homeo=同一の、Pathy=治療というラテン語から出来た言葉であり、「似たものが似たものを治す」という基本原理を持った治療法です。これは、喉の痛みに大根が効くという日本の民間療法の発想と通じるものがあります。大根は辛くて喉がヒリヒリするという特徴を持っているから、喉のヒリヒリする痛みを治すことができるのです。この原理に基づいて、ホメオパスは、患者さんの表現とそっくりな表現をする物質(レメディ)を見つけます。

(*)家庭医。全員が、自宅近くのGPに登録、無料で診療が受けられることから、多くの人が利用。

ホメオパスとは

ホメオパスの一番重要な仕事は、患者さんを丸ごと理解することです。ご相談されたい主症状はもちろん、それに付随した感情、イメージ、感覚など、様々な角度から理解することが必要になります。そのため、コンサルテーションでは、多岐にわたった質問をさせていただきます。次に、コンサルテーションでじっくりお話いただいた内容を、ホメオパシーの言葉に訳すことも、とても重要な仕事になります。ここで訳された内容が、レメディを導き出し、そのレメディが「元に戻ろうとする力」のスイッチを押すわけです。

このように、ホメオパスの役割は、いわば、患者さんとホメオパシーの出会いをお手伝いする、翻訳者のようなものなのです。 物語を描写するのは、患者さんであるあなたです。それを私は、レメディに翻訳します。この共同作業が更なる健康への新しいドアを開ける鍵になることでしょう。

レメディとは

レメディとは自然界の物質から作られた小さな白い粒のことです。主に植物・鉱物・動物から出来ています。コンサルテーションの後に、飲んでいただくもので、自然治癒力を目覚めさせるのに役立ちます。 レメディという言葉は耳慣れないかもしれませんが、これは英語の「改善する、修正する、治療する」という意味を持つ単語です。つまり、レメディは、体の調和を整え、治療するものです。

レメディが作られる過程をプルービングといいますが、この過程で動物実験は一切行われず、健康なプルーバーといわれるボランティアがあるレメディ服用します。この際、ほとんどの場合、何の物質を服用したかは知らされません。その後、スーパーバイザーの元、数ヶ月に渡り、どのような症状が起きたのかを克明に記録していきます。その内容は、発熱、体の痛み、心理的変化、夢、いつ何時に症状が悪化したのか、何がきっかけで症状が治まったのか、などなど多岐にわたります。この膨大な実体験の記録を元に、どれがプルーバーのもともと持っている症状で、どれがこのレメディがもたらした症状なのかを、このプルービングに参加していない第三者が分析した結果、私たちホメオパスが使うレメディは作られます。

ホメオパシーはどんな人を対象としていますか?

garden 私たちホメオパスは、症状や病気の名前によって患者さんを診断はいたしません。今煩っている病気も好きな食べ物も、趣味のことも、家族に対する気持ちも、全てがあなたの表現と捉えます。これらを総合的に勘案した上で、あなたにあったレメディを選定します。これが先に申し上げた「翻訳」の作業です。このように、あなたを全体=ホリスティックに捉えるので、この病気にこのレメディを飲んでくださいということはいたしません。言い換えれば、あらゆる状態に効くのがホメオパシーなのです。

具体的には、アトピー、喘息、ホルモン障害、生理痛、更年期障害、抑鬱症、パニック発作、関節炎、糖尿病、花粉症、疲労倦怠感、頭痛、癌の術後の痛みなど、全てが治療の対象となります。そしてホメオパシーはこれらの症状を優しく、安全な方法で改善するだけでなく、内面からの活力アップも促します。そのため、子供からご老人まで、また妊娠中の方や過敏症の方にも適しています。 特に、お子さんは自然治癒の力が強いため、ホメオパシーは大変効果的です。